基本用語辞典

二方位表現

• みぎ／ひたり　
• ま／て　左右一組で表現する場合は「右左まて」が用いられる。
• か／た

四方位表現

• ひがし／にし／みなみ／きた
• き／つ／さ／ね　「紀（杵島、東九州）」は「東き」、「根の国（西山陰）」は「北ねの国（九州から見て）」の意。佐久サク（佐賀関半島）、相模サガム（佐賀平野、後に佐賀関半島も）はいずれも「南さの国」の意からであると考える。
• あかる　「上がる」で「東」の意。アカル宮とは津軽大元宮（大分県宇佐市）の別名。

八方位表現

• ゑ／ひ／た／め／と／ほ／か／み　「北／南西／東／北西／南／北東／西／南東」
• ゑと　「北南」のほか「兄弟」の意味がある。
• と　山陰に対して南にある「九州」のこと。「ト（と）矛」とは九州と山陰のことである。
• か　九州に対して西にある「中国大陸」のこと。「かしま」とはアマノコヤネの故郷・中国のことである。
• ほ　九州に対して北東にある向国（向津具半島）、有明海に対して北東にある「筑後平野」、筑後平野に対して北東にある「豊前海」のこと。「ほつま」とは元来「北東の者」という意味であると考える。