315語(+20語)(2024年2月28日現在)
神器(26)/神(14)/想像上の生き物(9)/祭祀(18)/思想(4)/身分(13)/枕詞(5)/数・単位(9)/色(9)/自然(38)/植物(43)/動物(34)/人間(31)/人工物(60)
(付)後世の暗号書独自の隠語(21)
神器
- 玉 女王
- 新玉 元服したばかりの女王
- 勾玉 配流地で生まれた女王
- 八尺瓊勾玉 タカ姫 ※8穂(4年)の配流満了(八尺)と同時に元服を迎えた(に=新)
- 青玉 アシツ姫 ※「青」
- 玉返し 女王連合から脱退すること
- 玉響 曰く付きの女王擁立 ※女王位継承権が必ずしも認められていない女王の擁立
- 鏡 アマノコヤネの系譜。連合同盟の盟主の地位
- 八咫鏡 渡来以来8年にわたって九州山陰連合の盟主だったアマノコヤネ
- 剣 盟主連合の連合相手
- 十拳剣 剣の別名 ※神武までの間に盟主の連合相手になった大王が10人いたことから
- 八重垣 剣の別名 ※盟主が「九重」であることから連合同盟のナンバー2の地位をいう
- 草薙剣 剣の別名 ※剣の地位に就いた人物が全員配流(草)経験者であることから
- 太刀 剣の地位にあった人物やその子孫が剣の地位にない場合の王位 ※「両刃の剣」に対して「片刃の太刀」に喩えた
- 矢 正統ではない女王の擁立
- 羽々矢 ハヤコ
- 蟇目 男系で継承した女王の血統 ※「引き女」の意。古事記では「鏑矢」
- 弓 正統ではない女王を擁立した大王位
- 矛 山陰王 ※山陰地方が「細矛」と呼ばれていたことから
- 逆矛 針摺(坂)を支配する山陰王(矛)ミホヒコ ※本来「坂矛」と書かれるべき
- ト 九州のこと ※北(山陰)に対する南(九州)の意から。「トと矛を賜る」とは九州山陰連合が成立すること
- 書 婚約証書 ※男王か女王のどちらかが元服前の場合に玉の代わりに賜る
- 璽 婚約証書 ※男王か女王のどちらかが元服前の場合に玉の代わりに賜る
- 璽 婚約証書 ※男王か女王のどちらかが元服前の場合に玉の代わりに賜る
- 三種宝 玉・鏡・剣(女王・盟主・盟主の連合相手) ※男王か女王のどちらかが元服前の場合は「玉」の代わりに「書」や「璽」
- 十種宝 ホノアカリ即位に関わりがあった大王と女王
神
- 八将神
- ウツロイ タカヒコネ
- シナトベ イフキトヌシ
- カグツチ フツヌシ
- ミツハメ ウケステメ(サルタヒコの娘)
- ハニヤス タケミカツチ
- オオトシ オオトシ
- スヘヤマスミ サルタヒコ
- タツタメ ウズメ(オオトシの娘)
- ハタタ神 直前の政治的判断の是非を問うような出来事。「祟り神」
- 神風 大王の再婚
- 伊勢の神風 アマテルとセオリツ姫の再婚
- 果ての神風 タカヒコネとアメミチ姫(ヨト姫)の再婚
- 鴨の神風 ニニキネとトヨタマ姫の再婚
想像上の生き物
- 天狗 オオトシ ※山陰(犬)の渡来王(天)
- オコロ アメミチ姫とその子カゴヤマとシイネツヒコ
- 大蛇 配流地で反乱を企てた者
- 八岐大蛇 モチコ ※居場所の「山田」と反乱を起こしてから討伐されるまでの「八年」を掛けている
- 九頭大蛇 イナイイ ※雲仙の火砕流の描写に、九山の八つの海に含まれない九つ目という意味を掛けている
- 黄金鵜鳥 ヤセ姫 ※黄金は再婚した女王、鵜はウカヤフキアワセズ、鳥はここでは女王のこと
- 竜 住吉の後継者 ※海洋王一般を指すか
- 蛟 イナイイ
- 八咫烏 タケスミ ※八年間次期四国王の地位にあったことから
祭祀
- 天児 新海洋王連合 ※祓いに用いる人形
- 忌部 海洋王のトップ ※瓶と亀が同音
- 占う 女王を擁立すること ※占問ふ、太占見る等とも
- 膳夫 連合同盟から排除しようとする側の勢力 ※御食を出す人
- 琴 連合女王 ※「琴を習う/楽しむ」は大王が女王と婚姻すること
- 葛垣 在来王族出身の連合女王 ※タカ姫、スガタ姫
- 八雲打ち 連合女王以外の女王
- 盃 船、海洋王
- 幣 婚約証書
- 真榊 女王連合による政治体制
- 祀る 女王に即位して婚姻相手を大王に擁立すること
- 御饗 女王と大王の結婚・婚約
- 御食 九州女王連合加盟国の本国(山陰と四国北西部)
- 御食勧む 嫡系に本国に帰るよう勧める、すなわち連合同盟から排除しようとすること
- 御皿 海洋王
- 禊 再婚
- 八幡/八響旗 アメミチ姫の四姉妹の8人の子孫
- 三幡 アメミチ姫の四姉妹の3人の子 ※「御旗」と掛けている
- 五幡 アマノコヤネ渡来直後に有明海にいた5つの王族
思想
- ほつま 北東の地 ※有明海側から見た針摺地峡付近、針摺地峡から見た豊前海沿岸
- わかの道 女王を象徴した連合同盟体制
- 伊勢/妹背 嫡男をもうけるための再婚
- 鈴鹿 再婚しないこと
身分
- 天 渡来王族
- 地 在来王族
- 君 大王の嫡流。自らの女子は自動的に女王候補となる
- 臣 連合同盟の盟主以外の大王
- 臣 大王の傍流。大王に女子がない時に自らの女子を女王候補とする資格のある王
- 民 自らの女子に女王位継承権が認められない王
- 人 大王に擁立されたが大王位継承権がないとみなされた王 ※オオトシとオウス(ヤマトタケ)
- 獣 連合同盟から王位を剥奪された王
- 奴 連合同盟外の王
- 醜女 外来王出自の女王
- 中子 四国王 ※三つ子や三兄弟の中子として記されることから
- 名無し 王位継承権がないこと
- 業 海洋王の王位
枕詞
- あしひきの 春日~中臣 ※「山」。アマノコヤネとタカ姫の再婚
- ほのぼの 日高見 ※「明け」。トヨウケの再婚、アマツヒコネとウケステメの再婚
- ぬばたま 四国 ※「夜」。古事記の暗号「夜の食国」。アマテルとセオリツ姫の再婚
- しまつとり ヤセ姫(黄金鵜の鳥) ※「鵜」。ウカヤフキアワセズ(鵜)の妻ヤセ姫のミケイリとの再婚
- おきつとり ウケステメ ※「鴨と船」。ウカヤフキアワセズ(鴨)とイナイイ(船)。ウケステメとアマツヒコネの再婚、ニニキネとトヨタマ姫の再婚
数・単位
- 八十 タカヒコネ ※ソサノヲの子コトヤソ
- 八十万 北九州に遷った後のタカヒコネ
- 百 四国 ※「桃」
- 五百 ワカ姫 ※タカキネの「妹」であることから
- 万 有明海沿岸以外の地。※「庭」の対義語。盟主アマノコヤネ以外の諸王の意
- 万居崎(鎧崎) 有明海沿岸との境界にあたる針摺付近
- 咫 通常年暦の1年を表す
- 寸 五寸で通常年暦の半年を表す ※十寸で一咫
- 丈 通常年暦の十年を表す ※十咫で一丈
- 尺 二倍年暦の1穂(通常年暦の半年)を表す
色
- 赤 サルタヒコ ※赤県=中国
- 青 オクラ姫~アシツ姫 ※青女とも
- 黄 シラタマ姫とミホヒコ ※黄船=貴船で帰国したことから
- 紅 タカヒコネの系譜 ※杜若の色 ※ミカサフミに一例のみ ※後世の暗号書では「赤」の別名で、サルタヒコの系譜
- 黒 アマツヒコネの系譜 ※クロソノツミテ
- 黄金 夫を早くに亡くして、後に再婚して再即位した女王。タカ姫とヤセ姫
- 白 アマノコヤネの系譜
- 緑 ホノススミ ※桜の母の緑子
- 紫 男子をもうけるための再婚 ※フトマニのみに二例 ※杜若の色 ≫古今和歌集17-867
自然
- 霰 政変、連合の再編
- 岩 四国【検証中】
- 空 洞(運河、地峡)と同義 ※配流地のことでもある
- 空 二荒運河 ※ウツロイは「空居」で二荒にいたタカヒコネのこと
- 大/多 (名前の冒頭について)山陰出自であることを表す
- 大空 外洋。海外へ渡ること
- 霞 アマノコヤネの系譜(春日、中臣)、特にオシクモの代
- 風 政変
- 雲 (「雲が棚引く」で)女王との婚姻が成立すること
- 漣 海を渡ること
- 砂 運河 ※川底の砂から
- 砂取り 運河の支配者 ※浚渫することから
- 岳/嶽 岩盤からなる地盤、北九州地方 ※鏡と対比
- 谷 盟主連合 ※「谷を出る」とは盟主連合から脱退すること
- 月 九州山地を巨大な半島に見立てた場合の西岸にあたる福岡平野と筑紫平野の東縁、またそこに住んだシラタマ姫、またその地位(山陰との連合の女王) ※筑紫は「月の方」の意か
- 土 河川舟運で土の上で船を曳くこと ※筒との対比
- 粒 タケミカツチ ※礫の類音
- 礫 タケミカツチ
- 露 アマノコヤネの子孫。タカ姫との子孫と前妻との娘シラタマ姫の子孫の二系統がある ※春日の隠語として万葉集で多用される
- 埴 タケミカツチ(ハニヤス)
- 浜 沿岸部や離島の配流地 ※山間部は「青垣」
- 日 九州山地を巨大な半島に見立てた場合の東岸にあたる豊前海沿岸
- 火(灯) 女王
- 怒り火 オクラ姫 ※タカヒコネの怒りを鎮めた。青玉を吐く
- 手火 タカ姫 ※タチカラヲの婚約者
- 蛍火 タナコ ※三姫の末子
- 火花 アメミチ姫 ※フツヌシ(「火」)の娘
- 昼 九州 ※「夜」の四国に対して
- 火 フツヌシ(カグツチ)
- 炎 アメミチ姫 ※フツヌシ(「火」)の娘
- 水 西山陰の響灘沿岸、またその場所に住んだオオトシ、ホノススミのこと ≫水鳥
- 峰 連合同盟を構成する系譜
- 中峰 連合同盟の盟主の系譜
- 八峰 連合同盟を構成する八つの系譜
- 三諸山 九州王権が支配する九州外の地(山陰、新羅)
- 湯 后 ※「御湯を上げる」で「后に立てる」の意
- 雪 アマノコヤネの系譜(春日、中臣)
- 夜 四国
植物
- 葵 サルタヒコ
- 小葵 トカクシ(サルタヒコの孫)
- 葦 アチスキタカヒコネ ※アチヒコ(オモイカネ)と同じ場所に配流されたことから
- 菖蒲 ウケステメ ※用例は一例のみ。日高見・陸奥と解釈されて、万葉集では「あやめぐさ」がホノススミの隠語として多用される
- 卯 オオトシ~カツテの系譜、および、ホノススミの系譜 ※卯川宮に住んだことから
- 瓜 双子
- 葡萄 タカヒコネとアメミチ姫の四姉妹とその子孫 ※「十二子」と同義。色が杜若と同じことから
- 朮 四国王
- 杜若 北九州地方。そこに住んだタカヒコネ ※用例は一例のみ。万葉集では宗像地方を指す
- 柏 配流、追放
- 葛 西山陰(北九州地方を含む)
- 桂 ウズメ ※オオトシの「葛城」の「葛」と同音
- 桐 カンタチ
- 茎 細い舟運路・運河 ※万葉集に「水茎」の隠語あり
- 草 配流 ※スズシロ、ハシカミ
- 栗 盟主の連合相手の王。ミホヒコ、イナイイ ※「桃栗三年」や「さるかに合戦」
- 桑 双子 ※真桑瓜(甜瓜)から
- 木の実 王位継承権
- 榊 女王位継承権がある女子
- 桜 サクナギの子孫(サクラウチ~セオリツ姫、ハヤコ~アメワカヒコ~ホノススミ)、後にサルタヒコの系譜(蝦夷) ※佐久(佐賀関半島)に縁があることによる
- 笹 ウケステメ ※タケスミ(竹)の母
- 菅 傍系 ≫考察記事
- 芒 ミラ姫 ※鈴鹿も同じ
- 橘 タカヒコネの系譜 ※オオヤマスミの子孫とするのは攪乱
- 葛 オオトシの系譜 ※葛城と同義
- 椿 サルタヒコの系譜
- 蔓 王位継承権を失った系譜 ※特に男系が断絶したことを表す
- 海桐花 ウズメ
- 葉 子孫
- 萩 アマノコヤネの系譜 ※用例は一例のみ。後世の歌集で多用される
- 椒 サルタヒコ ※「ハシ守(端守)」
- 花 女王
- 平子 タケミカツチ ※七草のひとつコオニタビラコにあたる「いたひらこ」 ※海中生物としての「平子」も同義
- 藤 サルタヒコの系譜(蝦夷)
- 海人草 タケフツ ※回虫駆除に用いる海産の紅藻
- 松 カゴヤマの系譜 ※アマノコヤネの再渡来を「待つ」間に生まれたことから
- 海松布 タケフツ
- 梅 カツテとカツテの娘タマネ姫。さらにタマネ姫とホノアカリの子ニギハヤヒの系譜(物部)
- 茗荷 外来女王 ※醜女と同義
- 紅葉 再婚・再即位した女王
- 桃 海洋王の最高位の地位 ※ウケステメを通してアマツヒコネからサルタヒコに譲られた
- 柳 タカヒコネの系譜(橘)
- 柚子 橘と同義
動物
- 犬 山陰勢力
- 猪 ハテスミ~タケスミ~ミケイリの系譜
- 鵜 ウカヤフキアワセズ
- 魚 海洋王
- 牛 アメワカヒコ~ホノススミの系譜 ≫「熊野五王」「牛頭天王」「牽牛織女」
- 貝 「櫂」と同じ ≫櫂
- 蟹 アメミチ姫の四人の女子とその子孫 ※濁り、寄生虫、後世には胎児の垢ともされる
- 亀 住吉嫡系 ※傍系は「鰐」、住吉から出た大王や女王は「鴨」 ≫「神の使い・亀」
- 鴨 住吉から出た女王・天皇の系譜 ※姉トヨタマ姫が継承した下鴨と弟タケスミが継承した上鴨に分かれる
- 烏 四国王嫡系 ≫「神の使い・烏」 ≫八咫烏
- 雁 ウカヤフキアワセズの系譜 ※「狩り」とも
- 雉 女王位継承権のない女子
- 雉子 女王位継承権のない女子の娘
- 狐 ウヒチニの子孫(アマテル、ソサノヲ)、および、イフキトヌシ ※狸と対比される場合はソサノヲの子孫 ≫「神の使い・狐」
- 猿 サルタヒコの系譜 ※「猿」とも
- 鹿 剣の王位にある者 ※男鹿、小男鹿とも。特に春日の連合相手
- 獣 その資格のない連合相手
- 鯛 ミホヒコ(事代主クシヒコの子)
- 狸 アマテルの子孫 ※「狐」をソサノヲの子孫とした場合。用例はひとつのみ ≫「あんたがたどこさ」
- 千鳥 ウカヤフキアワセズとその子孫(天皇家)
- 鶴 シラタマ姫と、その女系の系譜(子イソヨリ姫、孫タマヨリ姫) ≫「かごめかごめ」
- 鳥 ①女王連合同盟 ②女王候補 ③外敵 ≫水鳥 ≫黄金鵜の鳥
- 鳩 タカヒコネ ≫「神の使い・鳩」
- 海鼠 国境 ※「真名子」のアナグラム
- 鶏 アマノコヤネの系譜(春日~中臣) ≫単に「鶏」とも
- 鼠 ①アワナギの系譜 ②イナイイ ※「北」に住む王族「北住み」から
- 羽 子孫
- 雛 元服前の女王候補
- 平子 タケミカツチ ※古事記は「比良夫貝」とする ※植物としての「平子」も同義
- ほら貝 オクラ姫 ※洞(二荒)に配流された女王
- 猿 サルタヒコの系譜(蝦夷) ※サクラネマシとは、佐賀関半島の基部にいたサルタヒコの子孫である
- 水鳥 オオトシ(水)の子カツテの子タマネ姫
- 虫 イヒカリ姫 ≫考察記事【準備中】
- 馬 アマノコヤネの系譜(春日、中臣)
- 鰐 配流
人間
- 遊び 配流されること
- 仇 連合同盟外の王族
- 歌う 女王を擁立すること
- 踊る 女王を擁立すること
- 折る 男系が断絶して女王連合から脱退させられること ※「折り翳す」とも
- 織る 女王が大王を擁立すること
- 食う 男系が断絶した王族を上位の王族が婚姻を通して統合すること
- 口 運河
- 心 子孫
- 白鬚 アマノコヤネ(白)の版図の最前線(四国と山陰の配流先) ※鬚のように伸びたその先
- 疲れ 男系が断絶すること
- 噤む 配流されること
- 釣り 宗像平野 ※釣川あり
- 友 連合同盟の加盟国
- 響ます 女王候補を差し出すこと
- 投げる 女王との婚姻を拒否したり、別の女王との婚姻を選択すること
- 並ぶ/並める 連合同盟に名を連ねること
- 寝る 配流されること
- 乗り 法 ※船を曳く人や牛馬を通すために運河や舟運路の両側に造られた道
- 乗る 連合に加わること
- 掃く 女王連合同盟から特定の国を排除すること
- 肘 半島など沿岸航海の難所となる場所の迂回路 ※地名としては「比治」「日出」など
- 昼寝 九州内に配流されること
- ホト 東部九州(豊前海沿岸~別府湾沿岸) ※北東の「ホ」と南の「ト」か
- 罷る 配流されること
- ミトのまぐわい イサナミとイサナギ(諱タカヒト)の婚姻 ※ミは日高見のミ、トはイサナギの先祖「ト(南)の尊」のトでもある ≫「女は足らぬ/男は余る」
- ミトは交わる クシヒコが配流された万木 ※ミは日高見のミ(クシヒコは日高見魚君)、トは南で、瀬戸内海側のこと
- 胸 宗像平野
- 休む 配流されること
- 装ふ 女王と結婚して大王に即位すること ※御衣を装う
- 忘るる 女王連合同盟から排除されること
人工物
- 青垣 山間部にある配流地 ※クシヒコの万木(広島県北広島市、ヨオロ・ヨコロ地名あり)、ツミハの青垣殿(高知県仁淀川町、橘地名あり)、景行天皇の丹裳野(宮崎県高原町) ※沿岸部、離島の配流地は「浜」
- 穴 舟運路・運河
- 綾 四姉妹が擁立する王位のうち、渡来王族の王位 ※「漢」と同音。「錦」との対比
- 生簀 配流地
- 椅子 連合国の「座」
- 糸 子孫
- 臼 トカクシとクシミカタマ ※おもにトカクシのこと
- 団扇 女王
- 押し草 本来の支配地である場所に配流されること
- 帯 前の婚姻が終わってから、次の婚姻までの期間 ※帯の丈の「咫」は1年を表す
- 櫂 ツミハ ※父サルタヒコが鴨を見て(鴨と連合して)櫂を作った
- 鏡 堆積物からなる地盤、干潟 ※神器としての鏡も隠語
- 案山子 海洋王 ※足で歩かないことから
- 笠 アタツ姫 ※菅笠から
- 飾り 女王候補
- 釜 有明海 ※御釜とも
- 竈(釜戸) 福岡平野と筑紫平野の谷中分水界(福岡県筑紫野市・針摺付近) ※有明海(釜)の入口の意
- 櫛 配流 ※沿岸航海でたくさんの寄港地を経て遠くまで行くイメージか
- 小刀 元服前の女王候補
- 輿 渡来王 ※「越し」
- 里 辺境
- 褥 同盟国の地位 ※枚数で地位の序列を表す。頂点は「九重」
- 鈴 女王
- 田 連合同盟の支配地 ※「畑」との対比
- 畳 男系断絶による系譜の統合 ≫考察記事
- 鉤 女王 ※海幸山幸神話のみ
- 杖 配流 ※量刑のひとつ「杖打ち」
- 槌 タケミカツチ
- 筒 運河 ※堤は「筒見」か「筒身」か
- 続歌 配流地で擁立された女王 ※「筒+歌」
- 九十九折り オオトシの系譜の男系断絶 ※「葛+折り」
- 床 同盟国の地位 ※褥と同義
- 錦 四姉妹が擁立する王位のうち、天孫(天津日嗣)の王位 ※「綾」との対比
- 庭 盟主の都の近く(監視下)にある場所 ※白庭とも。白はアマノコヤネの符牒
- 衣/御衣 女王が擁立する大王位 ※女王が御衣を織って大王に捧げる
- 衣をなす 女王と結婚して大王に即位すること ※御衣をなす
- 羽二重 大王に再即位すること ※二重に御衣を羽織ることから
- 畑 連合同盟の支配下にない場所 ※「田」との対比
- 橋 国同士が結ぶ連合 ※雲も同義
- 浮橋 九州と山陰あるいは四国との連合 ※海を隔てた連合の意
- 刻橋 年齢差のある結婚による連合 ※階段を降りるような結婚であることから
- 長橋 遠隔地との連合
- 橋架け 連合を組むこと
- 橋立て 連合を組むこと
- 針 海峡、地峡
- 庇 九州による四国の支配 ※浜庇
- 紐 婚姻
- 領巾 正統女王
- 伏兎糫 配流地で生まれた女王 ※アサカ姫、ハツセ姫
- 船 ミケイリ
- 洞 舟運路・運河
- 枕 再婚
- 箕 スセリ姫
- 道 海洋王の符牒
- 蓑 タカ姫 ※タカ姫の居場所「美濃」から
- 宮 連合国の地位
- 蓆 同盟国の地位を持たないこと
- 宿 連合同盟 ※用例は一例のみ。万葉集では多用される
- 藁 配流 ※藁縄から
- 粔籹 渡来王 ※「お越し」
(付)後世の暗号書独自の隠語
- あやめぐさ ホノススミ ※日高見、陸奥の「あやめ」と配流地の「草」の複合
- 鴬 女王 ※特にタカヒコネとアメミチ姫の4人の女子とのその子孫
- 兎 宗像 ※宗像の宮が宇佐(福岡県鞍手郡鞍手町)にあったことから
- 鶉 ウズメとサルタヒコの子孫(蝦夷)
- 鬼 大蛇と同義
- 桂 男系が断絶し他の系譜に統合される際に結婚した女子 ※ホツマツタヱの「桂」の拡大解釈
- 蘰 (男系が断絶して)女王連合から脱退した王族 ※ホツマツタヱの「折り翳す」から
- 鏑矢 蟇目と同義
- 猿 討伐対象 ※「鬼」と同義 ※ホツマツタヱではサルタヒコの隠語
- 空 二荒(諫早地峡) ※ホツマツタヱの「ウツロ」にあたる
- 卵 オシクモ ※アマノコヤネ(鶏)の子であることから
- 友/伴 連合同盟の同盟国
- 浜風 クシミカタマによる政変 ※配流先(浜)である四国から九州に戻ったことから
- 浜松 タケフツ ※配流先(浜)にいるカゴヤマ(松)の子
- 久木(楸) 配流 ※「赤芽柏」のこと。ホツマツタヱの「柏」にあたる
- 霍公鳥 ミチツル姫とその子孫の女王
- 涙 ソサノヲの系譜
- 水茎 外洋に面した運河のこと
- 宿 連合同盟
- 柚子 橘
- をみなへし ミツハイラツメ