#411 天地開闢④:トヨクンヌ
ホツマツタヱの「天地開闢」の隠文解釈第4弾です。 「古の 天地泥の 際無きに 兆し分かるる アウの女男 男は天と成り 日輪成る 女は地と成り 月と成る 神その中...
ホツマツタヱの「天地開闢」の隠文解釈第4弾です。 「古の 天地泥の 際無きに 兆し分かるる アウの女男 男は天と成り 日輪成る 女は地と成り 月と成る 神その中...
伊勢物語第21段についてもう一点指摘しておきたいことがあります。第21段の冒頭には、「むかし、男をんな、いとかしこく思ひかはして」とあります。男が「うたがひに」と読んだのに対して、女が「中空に」と返したのは、「かしこい女...
伊勢物語第21段には、あと四つの歌が採録されています。これらの歌もホノススミが主人公であることさえわかっていれば、解読はそれほど難しくありません。 「今はとて 忘るゝ草の たねをだに 人の心に まかせずもがな」(伊勢物語...
伊勢物語第21段。歌を散りばめた「物語」であることの利点を生かした暗号が続きます。万葉集以来の枕詞として知られる「玉かづら」も、第21段の主人公がホノススミであることがわかっているので、その正体にたどり着くことができます...
前回の考察で「分水界を越えた場所にある最前線拠点」であることがわかった「加志=柏」。そうであれば、出雲国風土記の有名な「国引き神話」にも「加志」が登場することを見逃すわけにはいきません。最初の国を小さく作ったので、よその...
伊勢物語の「しのぶ山」の考察を通して、「小竹宮シノミヤ」が分水界の外側の最前線拠点のことであるという仮説が成立してから、ほぼそれと同義ではないかと考えられる「伊賀」について伊賀国風土記逸文を読み直したところ、手の込んだ暗...
伊勢物語を第20段までの解読が一段落ついたので、前半の段で保留にしていた物語部分の解読に取り組むことにします。まずは第1段から。 〈むかし、男初冠して、奈良の京春日の里に、しるよしして、狩りに往にけり。その里に、いとなま...
〈むかし、男、宮仕へしける女の方に、御達なりける人をあひ知りたりける。ほどもなくかれにけり。おなじ所なれば、女の目には見ゆるものから、男はあるものかと思ひたらず。女、〉「天雲の よそにも人の なりゆくか さすがに目には ...
盟主春日と、その春日を軍事・交通面で支え続けた海洋王サルタヒコの子孫が九州王権から排除されたことを記す記事にある「世を奪わるる」。これが「夜を奪わるる」と掛けていて、四国(夜)が九州王権の支配から離脱したことをも表してい...