カテゴリー: 神世七代
#419 因幡の白兎④:蒲の黄(はな)
コクミ問題でサクナギの一族とともに宗像が配流された時、宗像アカツチの孫ハヤコは女王の居場所(肥根国、福岡県糸島市二丈吉井)に送られ、宗像の手を離れました。その10年後のシラヒト問題には宗像は関わっていなかったのでしょう。...
#418 因幡の白兎③:高山の尾の上
古事記の暗号によって、コクミ事件によってサクナギの一族が配流された時に宗像もまた配流されていたことがわかると、ホツマツタヱの次の一節もそのことを伝える一節であることが見えてきます。 「クラコ姫〔ハヤコ〕 身を立山に 納む...
#417 因幡の白兎②:衣服を剥がされて伏せる
「因幡の白兎」でウサギとワニが数を競ったあとの展開は次のようなものです。 「ウサギが「お前は騙されたのだ」とワニに言うと、再端いやはてに伏せるワニに捕えられて衣服きものを剝がされた。ウサギが泣いていると、先に来た八十神に...
#416 因幡の白兎①:ウサギ(宗像)とワニ(住吉)
四国の阿波(高縄半島)にいたウケモチと伊予(天山(松山市)か)にいたツノクイの一族は、阿蘇山噴火の降灰被害から避難するために山陰に移動しました。その移動を支えたのは中国山地の河川舟運を独占していた舟運王アカツチ(別名カナ...
#415 ウケモチとオオゲツ姫
アマテルの弟でソサノヲの兄とされるツキヨミは基本的にはサクラウチの別名です。しかし、「丸屋の御饗でツキヨミが剣を抜いてウケモチを討ち殺した」という場面のツキヨミは、サクラウチの祖父にあたるツノクイです。自らが盟主の連合相...
#414 「赤白黄の木綿幣」と「八代の孫」
「クニサツチ 生むウケモチの 八代の孫 今のカダなり ウケモチが 葉月初日に なる初穂 トヨクンヌシに 奉る 神は赤白黄かしきの 木綿幣ゆふにきて 天中主の 神祀る」(ホツマツタヱ15文) 天七代の系図復元の手がかりの...
#413 神世七代の系図復元
イサナギ・イサナミをミナカヌシから始まる系譜の7代目とする偽装はホツマツタヱによるもので、それが記紀に受け継がれました。この偽装に対しては、ミサカフミが「九代こよの星、地わの十一そひ」、古事記が「別天津神ことあまつかみ」...
#412 天地開闢⑤:女もあらず三代治まる
ホツマツタヱの「天地開闢」の隠文解釈最終回です。 「古の 天地泥の 際無きに 兆し分かるる アウの女男 男は天と成り 日輪成る 女は地と成り 月と成る 神その中...
#411 天地開闢④:トヨクンヌ
ホツマツタヱの「天地開闢」の隠文解釈第4弾です。 「古の 天地泥の 際無きに 兆し分かるる アウの女男 男は天と成り 日輪成る 女は地と成り 月と成る 神その中...