【随時更新中】
【さ】
さかほこ(逆矛):さかほこ(坂矛)【ホ】
「逆らう者を切り綻ばす」という意味であると同時に、「天坂(坂=針摺)を支配する山陰大王(矛)」でミホヒコのこと ※中世神話に登場する「天逆鉾」は意味としてはまったく別のものだが、記紀には記されなかった名称が伝わったものと考えられる。
【た】
ちびき(千引):ひぢき【万葉集】
ひじきの灘。現在の響灘(関門海峡の北西に広がる海域)
【な】
なこや(猫や):なごや(名古屋)【フ】
同じフトマニには「ねこ」の用例もある。この用例では鼠との対比もあることから、あえて「なこ」として「名古屋」の音に寄せている。
【や】
ゆきすき(悠紀主基):ゆきすぎ(行き過ぎ)【ホ】
大嘗会の祭祀を装っているが、大嘗会は再婚のことであり、悠紀主基は、タカヒコネが新治を行き過ぎて宇佐まで到った「ゆきすぎ」と掛けられている。
【わ】
わきど(脇戸):きわど(黄波戸)【古事記】
イサナミがイサナギを出迎えた場所。根国と向国の国境。黄波戸峠(山口県長門市日置上)