#403 万木と熊野
現在「久万」として愛媛県上浮穴郡にその地名が残る「熊野」。ホツマツタヱでは、まずソサノヲの配流地、そして、ミシマ(トヨマド)の配流地として記されます。 「この二柱 生む殿は 天の原見と 筑波山 淡路月隅 熊野なりけり」(...
現在「久万」として愛媛県上浮穴郡にその地名が残る「熊野」。ホツマツタヱでは、まずソサノヲの配流地、そして、ミシマ(トヨマド)の配流地として記されます。 「この二柱 生む殿は 天の原見と 筑波山 淡路月隅 熊野なりけり」(...
この段の冒頭の物語部分の複雑さは、ホツマツタヱもかく読むべしという伊勢物語の作者のメッセージそのものなのでしょう。 〈むかし、男、大和にある女を見てよばひてあひにけり。さてほど経て、宮仕へする人なりければ、かへりくる道に...
前回の考察がきっかけとなって、ホオテミの「気比ケヰ」について再考しました。 「天君〔ホオテミ〕と 后諸共 小竹宮シノミヤに 降り居てここに 神となる 時四十二鈴 八百五十枝 極年ネウト 葉月四日 君の喪祀り 四十夜済み(...
「玉響たまゆら」は、「玉が揺れてかすかな音をたてる様子」から「わずかの間」という意味になったとされますが、隠語としては女王擁立の意味であることがわかってきました。もともと「玉」は女王の隠語ですから、それが「ゆらぐ」と女王...